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by zaxkudo
| 2009-12-24 23:38
| 日記
ポーチ部、茶室前の下屋をつくりました。 完全な丸太組ではありませんが、雰囲気はそれらしくなりました。 杉の磨き丸太柱に松の平角梁、杉垂木のあらわし軒です。 できれば梁も丸太にしたかったところですが、10mの長さを一丁掛けというわけにも行きません。継ぐにしてもコスト的にもそこまでかけられないですし構造的にもちょっと不安定になってしまうことから幾分格好がわるいのですが火打ち梁を設けました。 ただしここも準防火地域からくる制限がかかってきてしまいますので、軒裏は松板調の印刷をほどこした耐火ボード張りになります。 また、丸太柱なども、本来は沓石の上に石ほぞをつけてのっかるだけなのですが現代の住宅では建築基準法がそれを許しません。 足元も鉄筋コンクリート基礎に金物・ボルトで連結されることになります。 #
by zaxkudo
| 2009-12-18 23:15
| 日記
屋根、外壁下地や通気層の工事、サッシなどがつきました。 茶室部分の連子窓やにじり口の枠なども取り付けます。 準防火地域なので延焼の恐れのある敷地境界線から3mまでの部分は防火仕様としなくてはなりません。 ところが茶室となるとアルミサッシでさえ使いたくないので、その範囲を避けて木製の窓を取り付けることになります。 といっても本格的な茶室窓ではとても寒くていられないのでペアガラスをはめ込んだり断熱戸を木製ではめ込んだりと、やはりここでも尋常でない収まりとなってきます。 2階建ての一般住宅の中に茶室を組み込むというのは柱の太さ一つとっても強度や意匠の検討を重ねなくてはならないので時間のかかることかかること・・・(笑) More #
by zaxkudo
| 2009-12-15 23:03
| 日記
出窓部分なのですが、出窓の内側に立つ障子を両側に大きく引き分けて開けたいということでちょっと特殊な収まりになっています。 普通障子というのは1間あればその半分しかあきません。 片方に建具をまとめてしまうわけですね。 でも両側に大きく開きたい・・と。 ところが和室で真壁という薄い壁の場合これはかなり難しい収まりになってきます。 おまけにデザイン的に出窓の柱を2階梁までは伸ばしたくないとなると・・・ というわけで工夫するわけですが、こういうことはハウスメーカーの規格住宅と違って注文住宅の場合いたるところに出てきます。 #
by zaxkudo
| 2009-12-01 22:52
| 日記
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by zaxkudo
| 2009-11-30 23:07
| 日記
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こんな家もたてます
最近はめっきり在来和風住宅が少なくなってしまいました。
茶室特有の収まりがあり、高性能高断熱とはなかなか行かないのですがこういう和風住宅もつくります。 ただし高価な特殊住宅ではありません。 普通の人が出来る予算内で・・・というのがいつもポリシーです。 以前の記事
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